地方公務員初級

地方公務員初級とは?

地方行政を支えている存在

県庁にせよ市役所にせよ、各窓口に待機して、訪れてきた市民へ応対する職員も必要となります。忙しいからといって適当にあしらうわけにはいきませんが、かといって市民への対応に時間を取られすぎるのも考えものです。

 

窓口業務のように、比較的同じ作業を繰り返す仕事については、基本的に地方公務員初級に割り当てられます。

 

高学歴の上級と中級は、じっくり取り組まなければいけない企画立案と交渉を行い、実行においては初級に指示を出すという構図です。明確に役割分担がされている為、高卒で地方公務員初級になってから、いきなり処理できないレベルの仕事を与えられることはあまり見られません。

 

日常業務が多いところほど募集がある

高卒程度の地方公務員初級については、採用時点での能力は不問とされており、長期的に安定して働けるだけの人間性と、公務員への適性によって採否が決まります。日常業務が多いところほど募集があり、公安職の警察官と消防士が代表的な職種です。

 

人気が高い県庁と市役所の一般行政職については、初級であっても激しい競争となっているので、予備校の初級講座でしっかり試験対策をしておきましょう。毎年大量の募集が出る公安職については、この初級講座とは別に、警察官・消防士向けの講座が設けられています。

 

その他には、警察職員、学校事務といった、各地方公共団体による直接採用が不定期にあります。

 

将来の出世については難しい

地方公務員初級は、進学する為の学費がない家庭であってもチャレンジできるものの、採用されてからの出世については難しいのが特徴です。日常業務も大切な仕事の1つなのですが、一定以上に出世するには、職場で責任ある仕事をこなさなければいけません。

 

政令指定都市のように大きな自治体や地方公共団体であるほど、地方公務員初級に重い責任がある仕事は回されず、長期的に日常業務だけ行っていくことになります。

 

ある程度までは出世できるので、割り切って日常業務のスペシャリストを目指すか、短大・専門学校や大学への進学によって、上位の公務員試験に目標を切り替えるのが現実的でしょう。